愛してるなんていうわけないだろ

原題は「愛してるなんていうわけねぇだろ」である(笑)

愛してるなんていうわけないだろ (中公文庫)

愛してるなんていうわけないだろ (中公文庫)

角田さん二十代前半のころの恋愛論中心の痛快エッセイに、十年後の自分からみた書き下ろしエッセイが最後に追加されている。
ページを繰る度に、若くて元気一杯でストレートな角田さんが弾けていて、色んな角度から当時の「若気のいたり」のマイニチをぶったぎっている。
それに共感したり、クスッと笑ったり、自分の若いときと交錯したりして、なかなか楽しめるのである。

ちょっと愉しい思いを求めてる貴女におすすめ。