石塀小路

久しぶりに実家に行って 母とくっちゃべり、その後 以前から依頼を受けていて気になっていた清水/下河原の石塀小路のお宿をリサーチしました。

何をかくそうここに足を踏み入れたのは初めてのこと(笑)そういえば、弟の昔の彼女はこの界隈だったよーな話があったな。なんて思いながら散策。ほとんど観光客と大差ない私。ふ〜ん と へ〜〜っの世界である。下河原はお墓参りに行くいつもの道で見慣れた風景だからとくに感慨はないんだけど ふーんこの辺って 伝統的な建造物群保存地区だったんだーー!(笑)


石畳が連なる石塀小路。せまいねんけど、京情緒はありますね。
いや、このせまさこそ 京都と言うべきでしょうか。戦災も震災も被ってないのですから。


■田舎亭

NHKの朝ドラ 「オードリー」の撮影現場となった人気宿らしい。電話をすれども留守電が廻りっぱなしで応答不可。ならば、現地訪問!とやってきたが、玄関は鍵がかかっていて チャイムを鳴らすにも応答なし。ううぅ〜。
界隈を散歩し のちにトライするけど やはり応答なし。
界隈mapには載っていない。な〜ぜ〜? 営業してないの??? 繁盛しすぎてコネだけ? 
次回再チャレの予定。



■寿栄屋(すえや)

お茶屋だったところがそのままの形で宿屋になっています。お部屋は3部屋のみ一番広くて8畳のお部屋。「2階の部屋からは隣の圓徳院さんのお庭がみえて奇麗どすえ」(女将談) たたずまいが、すごくこじんまりとしたかんじ。(お部屋はみせてもらてませんが)「3月は京都・花灯路のイベントがあるさかい、予約は1月頃に早めにお願いします。」だって。朝食はお漬け物中心のシンプルな京都のお惣菜。片泊まりのみ7500円(2名より1名料金)Tel:075-561-4112


■うえむら

「こんにちは〜」と覗いたら 昔芸者さんだった風の女将さんがでてこられた。「すえや」よりややゆったりした印象。片泊まりのみ 2名様より お一人9000円
「3月は京都・花灯路がありますし、奇麗どすえ。そやけど、みなさん歩かはりますし、やかましおすけど〜(笑)ご予約はお早めに 1月頃にお電話くれはったら よろしおすえ」とのこと。ちょうど観光帰りの外人さんが帰ってきはりました。玄関には白い大きな犬がまったりとお昼ね中でした。Tel:075-561-0377


■旅館 中川
写真取りそびれました。外観は「うえむら」さんに似ています。石塀小路内。片泊まり10000円 Tel:075-561-2221


■料理旅館 力弥(漢字は旧字体の”弥”)
石塀小路から北へでた ねねの道に面しています。しっかりした小旅館と行った雰囲気。静閑な純和風。片泊まり10000円 Tel:075-561-1300


■玉半(たまはん)
他のお宿は 「3月は花灯路で 混みますし早い目に予約を」と仰ったのに対し、こちらは、「3月はオフシーズンですし 慌てんでも全然大丈夫です」とのこと。それは、部屋数の差なのか 価格の差なのかは定かではありませんが、片泊まり17500円 二名様より。片泊まりでこの料金!高〜〜って印象でしたが、お部屋はすごく奇麗そう。他のお宿がほとんど口コミの紹介でありパンフレット類をもたないのにたいし、こちらは、HPもあり、パンフレットもいただけた。そのパンフには和田勉さんの直筆の紹介状が載せてありました。本格的な京料理でおもてなしをされるそうです。価格はやはりそれだけのものがあるというわけですか。詳しくはHPをみてちょ。メール可。Tel:075-561-3188
たまはんHPhttp://www7.ocn.ne.jp/~tamahan


石塀小路を抜け ねねの道から 高台寺〜一念坂〜二寧坂 まで歩きました。結構な人手です。(驚)この界隈は 夢二がよく散策した道だったのですねぇ〜。
高台寺には 中学の時の友達の実家があるんだけど、中学の頃にはこんなに人居なかったよねぇ〜。ビックリ〜。
下河原から 祇園に引き返し 石段下の志津屋でパンを買って 実家に戻り フランスパンをかじりました。結構歩きましたね。
あとはチャリをブッ飛ばして 帰りました。

花灯路は3月のオフシーズンを盛り上げるための京都の新しいイベントらしい。一度撮影に行ってみたいな 京都・花灯路